幼稚園受験を終え、小学校に
上がるまでにすべきこと
幼稚園の間にすべきこととは、ひらがなや漢字が書けることでも、難しい問題集を解き進めることでもありません。
小学校から始まる勉強に対する得意意識を持つこと(苦手意識ではなく、楽しいんだという実感)と、集中力を身につけること。ノイの内部進学コースはこの2つを鍛えることこそ、小学校ひいては中学校に進学するうえで大切な目標と考えます。
ただ、年少・年中・年長と各成長段階において、「できること」と「すべきこと」が異なります。
それぞれの発達に応じた適切な教育が必要となることは言を俟ちません。
また成長・発達の時期には、個人差があることも意識していきたいと思います。
ノイ幼児教室の、各成長段階に応じたカリキュラムをご紹介します
各成長段階に応じて
① 年少
この時期は楽しく勉強する、勉強=考えることって、楽しいんだという実感を持ってもらうことを第一目標とします。
学習範囲 計数・数の操作・未測量・同図形・異図形・位置・構成・関係把握
時間割
飯田橋校
月曜日 14:00~14:50 /
木曜日 14:00~14:50
50分 / 4回
恵比寿校
水曜日 13:00~13:50 /
木曜日 14:00~14:50
50分 / 4回 (曜日を選択)
② 年中
この時期は、数の概念などを少しずつ身につけて年長クラスに備えます。
小学校受験レベルをクリアすることを意識します。
学習範囲 算数ラボ10級程度・迷路・パズル
時間割
飯田橋校
月曜日 15:00~16:00 /
木曜日 15:00~16:00
60分 / 4回 (曜日を選択)
恵比寿校
水曜日 15:00~16:00 /
木曜日 16:00~17:00
60分 / 4回 (曜日を選択)
③ 年長A
小学校進学後を見据えて、確実な実力を身につけるべく、指導を行っていきます。小学校入学生に引けを取らない実力を身につけるのみならず、小学校1年生・2年生の学力の習得を目標とします。同時に小学校受験を経験しないというメリット(小学校受験勉強という制約がないこと)を享受できるようにもします。
学習範囲 パーフェクト算数1年生程度
④ 年長B
このコースは年長Aとは異なり、さらに先を見据えた学習を進めていくコースです。目標のひとつは、算数オリンピックキッズBEEです。
学習範囲 パーフェクト算数1年生2年生 算数ラボ9級程度 足し算・かけ算他
時間割
飯田橋校
木曜日 15:30~16:50
80分 / 4回 (A・B共通)
恵比寿校
年長A 水曜日 15:00~16:20 /
年長B 木曜日 15:00~16:20
80分 / 4回
⑤ 小学校1年生A・小学校2年生A
小学校進学後の授業進度を意識した学習を行います。定着度・理解度の確認を行い、弱点補強も意識します。家庭学習もサポートします。
学習範囲 パーフェクト算数1年生2年生 整数・図形・空間・論理他。
⑥ 小学校1年生B・小学校2年生B
小学校3年生の学力を習得すること、及び算数
オリンピックキッズBEEの決勝進出を目標とします。
学習範囲 パーフェクト算数3年生・整数・図形・空間・論理・キッズBEE過去問他
⑦ 小学校3年生A
小学校4年生程度の学力を習得すること及び、中学受験問題を意識した学習を進めていきます。
学習範囲 整数・図形・空間・論理・文章題他
⑧ 小学校3年生B
実際の中学受験過去問題を利用して、中学受験問題を意識した学習を進めていくこと及び、算数オリンピックキッズBEEのトライアル突破、かつ成績優秀者を目標とします。
学習範囲 整数・図形・空間・論理・文章題他
時間割 小学部
飯田橋校
木曜日 17:00~18:30
90分間 / 4回 (A・B共通)
恵比寿校
月曜日 16:00~17:30 /
水曜日 16:30~18:00/
金曜日 17:00~18:30
週1回 90分間 / 4回 (A・B共通 曜日を選択)
全般
ノイ幼児教室では、まず算数をメインに学習を進めていきます。それは、そのほかの教科では、学習するに際して、その年齢相応の語彙や概念が必要となるからです。
すなわち、通常の社会生活を営むにつれ習得できる「常識」が、前提として要求されます。その点算数はその前提が少なくても足ります(文章題は別ですが、これも学年が進むにつれての話です)。
具体的に強化すべきは、「数に対する理解」と「論理」です。
「数に対する理解」とはただの計算ではありません。掛け算・割り算ができる、分数がわかるといったことにとどまらない、数の特徴や本質を理解すべく、学習を進めていきます。
また「論理」とは、論理的思考を鍛錬するものであるので、算数以外の国語などの読解力強化に役立ちます。
ノイ幼児教室では、宮本算数の教材を含むその他の適切な教材を基に、学習を進めていきます。自分で考え、試行錯誤の末に答えを導く。これこそが算数力を鍛える原点です。先生は傍らで見守り、生徒の成長をみつめて待つこと、そしてしっかりと解説できる技量を持ち合わせた講師が説明することで、さらに学習の理解を深めます。